●イベント情報(98.10)

ドイツ恒例の10月祭「オクトーバー・フェスト」(10/10)

国際的な顔ぶれ160人以上が集う

青と白の“バーバリアン”のテーブルクロス、そして小旗が天井に吊るされ、ドイツ国旗が揚げられ、 “バーン”(これから畜舎コミュニティ・スペースを"Barn" = 納屋と呼ぶ)がドイツ酒場に変身した。
“本場の地ビールを飲んでみたい”と160人以上が参加。ドイツ大使館のデニースさんの乾杯の音頭で ビール造りのマイスター、ティム氏が仕込んだ地ビール“月山ビール”が振る舞われた。
料理はソーセージに酢漬けキャベツにポテトサラダといったドイツの郷土料理。音楽も本当なら”ポル カ”といきたいところだが、ジャマイカの“スカ”やロブ&アニタのJazzyなナンバーが演奏され盛り 上がった。さて次はどこの国の酒場に...?

ドイツ大使館:デニースさん


会場内の様子

ケルティックの夕べ(10/24)

元々は桐朋学園で古楽器を学び、和楽器を演奏してきた守安氏。なぜアイルランドの楽器にのめり込むように なったか?という問い掛けについて「アイルランド、とくに西海岸のクレア州へ行った時のこと、そこに住む 人々は夜になると毎晩のように人の家やパブに集まって音楽を楽しむ。演奏している人といえば泥んこの長靴 に汚いジーンズ、手の指先の爪は真っ黒、そんなお百姓さんなのだが、これがすごい演奏をする。今まで大学 で習った教授なんてものではない。これは一体なんなのだ?」
こんなおもしろい話を交わえながらのアットホームなコンサートだった。スープ・スプーン2個を巧みに使って 演奏する雅子夫人には誰もが魅了した。家に帰ってマネをして指にマメを作った人もいたとか。久々に顔を見 せた青根在住のチェンバロ製作者の木村政雄氏は守安氏の先生(桐朋学園)の友人とかで、親近感も加わり会話 も弾んだ。
12月21日(月)には、仙台ワシントン・ホテルにて“ケルティック・クリスマス・パーティー”が開催され、守安 夫妻の演奏を再び聞くことができます。興味のある方は是非参加してみてください。
尚、10/24の参加者は20名でした。